プレ企画・写真展が始まりました! 初日の様子から
映画祭のプレ企画、写真展が30日から始まりました。
2月11日(金・祝)まで毎日開催していますので、ぜひお越しください。
ひと・まち交流館京都 1F展示室
会場では映画祭の情報、チケットなどを取り扱っていますので、お気軽に声をかけてくださいね。この写真展が、映画祭への関心を深められますように願っています。
また、会場は入場無料ですが、映画祭運営のための資金カンパにご協力くださいますよう、お願いします。
ひと・まち交流館京都 玄関の初日の看板
さて、初日の30日ですが、朝からHIV関連のフォトジャーナリストである安田菜津紀さんが駆けつけてくださり、1日詰めてくださいました。
午後3時には予定通りギャラリートークが始まり、安田さんのお知り合いでもある同志社大学の学生の竹村彩花さんがファシリテーターを務めてくださいました。
竹村さんは安田さんと京都でお知り合いになり、その後カンボジアの障がい者NGO団体で1年間務められているときに、何度も会われたそうです。
若いお二人ですが、お互いに刺激し合って活動をされている様子が伺えました。
安田さんは、カンボジアのHIVエイズ村のことも紹介され、展示されている写真の中の父子のことを詳しくお話されました。
そして、小学生くらいに見えていたやんちゃな男の子が実は13歳であること、それは母子感染であったこと、そういうバックグランドを知るのには、お互いの信頼関係を築くのに長くかかることなどのお話をされました。
また、エイズ患者の出会いで自分のできることは何かと悩み、「役割分担」(=現地のひとは日本のみんなにこのことを伝えられないから、伝えられる人が伝えるという支援)ということを現地の人から教えられたことや、その手段として写真を選んだ理由などを語られました。
HIV患者の悲惨な状況がなぜ起こるのかの背景や、国が患者たちにどう向き合っているのかの問題点もお話をされました。
ゆるゆるとしたお話でしたが、若い方が使命感を感じ行動してくださっていることに敬意を表したいと思います。
これからいろいろな苦難があるかと思いますが、自分の道を見失わないように頑張っていただき、また私たちもトークを聞いた縁で応援できたらと思いました。
「カンボジアのHIV」と「フォトジャーナリストへの道」について語る安田菜津紀さん
ファシリテーターの竹村彩花さん
ギャラリートーク会場の様子
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