上映作品紹介:『ブラジルから来たおじいちゃん』UM SENHOR DO BRASIL
ちょっと間が空きましたが、めげずに上映作品の紹介です。
今日は栗原奈名子監督のこの映画です。
『ブラジルから来たおじいちゃん』UM SENHOR DO BRASIL
監督:栗原奈名子 2008年
不況まっただ中の日本から、出稼ぎのつもりで単身ブラジルに渡って73年。言葉もわからない土地で、10回も職業を変え、破産の憂き目にもあった。だが、諦めずに努力した甲斐あって、今ではサンパウロで悠々自適の暮らしをしている。
しかし、紺野堅一さんは家にじっとしているご隠居さんではない。紺野さんは、毎年日本にやってくる。それは日本にデカセギに来ているブラジル人たちを訪ねるためだ。日本在住のブラジル人の数は現在31万人を超え、増加と滞在長期化傾向にある。彼らの姿が、出稼ぎのはずがブラジルに定住するはめになった自身の体験と重なる。彼らの将来はいったいどうなるのか。子供たちの教育の現状はどうか。若い世代の仕事の苦労話に耳を傾け、子供たちに勉強の様子を尋ねる。先生たちと懇談するため学校へも出かけていく。
そして、この旅は彼自身の人生を振り返る旅でもあった。「大日本帝国臣民」として、それともブラジル人として人生を終わるのか。レイルパス片手に新幹線、ローカル線、バスと乗り継ぎ、自分の足で歩きながら考える。
うんと前からグローバルに生きてきたおじいちゃんのくれるアドバイスは? また、旅の末に、彼のたどり着いたアイデンティティとは?
しかし、紺野堅一さんは家にじっとしているご隠居さんではない。紺野さんは、毎年日本にやってくる。それは日本にデカセギに来ているブラジル人たちを訪ねるためだ。日本在住のブラジル人の数は現在31万人を超え、増加と滞在長期化傾向にある。彼らの姿が、出稼ぎのはずがブラジルに定住するはめになった自身の体験と重なる。彼らの将来はいったいどうなるのか。子供たちの教育の現状はどうか。若い世代の仕事の苦労話に耳を傾け、子供たちに勉強の様子を尋ねる。先生たちと懇談するため学校へも出かけていく。
そして、この旅は彼自身の人生を振り返る旅でもあった。「大日本帝国臣民」として、それともブラジル人として人生を終わるのか。レイルパス片手に新幹線、ローカル線、バスと乗り継ぎ、自分の足で歩きながら考える。
うんと前からグローバルに生きてきたおじいちゃんのくれるアドバイスは? また、旅の末に、彼のたどり着いたアイデンティティとは?
●「ブラジルから来たおじいちゃん」公式サイト
http://amky.org/senhordobrasil/index.html
●ブログ
http://umsenhordobrasil.sblo.jp/
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●映画祭の上映予定:2011年2月12日(土) 18:30~19:30
場所:ひと・まち交流館 第5会議室(3階)
http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
この上映の後、栗原監督のトークがあります。
参加費:1000円(トーク込)
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