【3月さるくびとシネマ★3月9日・10日、16日・17日】上映スケジュールと上映作品のご紹介
●「沖縄エロス外伝-モトシンカカランヌー」より ©N.D.U.(日本ドキュメンタリストユニオン)1971 神戸映画資料館提供
◆上映スケジュール(修正版)はここから取りだせます。
「schedule-2012-3-02.pdf」をダウンロード
(作品のご紹介)
◆「しみじみと歩いてる」(68分 監督:島田暁,2010)
2006年10月から、大阪の御堂筋を性的マイノリティとその友人たちが歩く関西レインボーパレード』に通いながら出会ったレズビアン、 ゲイ、MtFトランスジェンダー、FtMトランスジェンダーそれぞれの日常生活、それぞれの違い、家族へのカミングアウト、仕事場や人間関係における葛藤や喜びを描いたドキュメンタリー。ゲイである監督の視点からまとめた。
◆「アリランのうた-オキナワからの証言」(100分 監督:朴寿南,1991)★原版16ミリDVD上映★
「2月シネマ」で観た「沖縄のハルモニ」にも登場したペ・ポンギハルモニも登場する。沖縄戦で犠牲になった朝鮮人「慰安婦」・軍夫に関する証言を掘り起こし、フィルムに収めた作品。一九九一年夏といえば、金学順さんが日本軍元「慰安婦」として初めて名乗り出られた年です。被害女性が名乗り出られたことによって、この問題は日本中の注目を集めました。
◆「沖縄エロス外伝-モトシンカカランヌー」(87分モノクロ 制作/ N.D.U), 1971)★DVD上映★
※本作品は16ミリフィルム作品を配給元によりDVDにしたものです。一部が欠ける作品となっています。
返還前の沖縄に密航し、娼婦ややくざ・日本からの労組や観光客を取材。1969年、Okinawaはいまだ日本でなく、日本 から密航したNDUはコザの黒人歓楽街へと深く潜行する。モトシンカカランヌー(元手の いらない商売をする者)と戯れ、ストリップ小屋からAサインバーへ…。本年2月に亡くなった布川徹郎監督の作品。
. 「沖縄エロス外伝-モトシンカカランヌー」の一場面©N.D.U 1971
◆「30年のシスターフッド-70年代ウーマンリブの女たち」(57分 監督:山上千恵子/瀬山紀子,2004╱音楽:MASA“山の動く日”、Ahn Hye Kyoung“We are sister good sister”、「女たちの歴史プロジェクト」作品)
30年あまり前 女であることの生きがたさを声にし 社会が求める枠組みを超えて自分の場所から妥協することなく 自分の生き方を探してきた女たち
リブは今も一人一人のなかで確かに生きていました
◆「Dear Tari」(42分 監督:山上千恵子, 2000)
セクシュアリティーを問いつづけるパフォーマー イトー・ターリの記録。私たちは“当り前”とされていることを疑いもなく受け入れ、当り前からはずれたものを疎外し差別する。さらに“当り前”であることを強制しようとしてしまう。イトー・ターリは女として、レズビアンとして二重の差別に直面するポジションから私たちが“当り前”と思っている観念や価値観、社会の慣習のカベをはぎ取っていく。
第3回ソウル女性映画祭・観客賞受賞(アジアンショートコンペティション)
◆「ココデハナイドコカ」(64分 監督:中川あゆみ,2010)
ここでない職場、ここでない住処・・・。「ここでないどこか」を探してさまよう、リョウ27歳。
ごく普通のゲイの男の子の悩みと恋を描いたドキュメンタリー。同棲していた恋人との別れ、ファッションデザイナーを夢見ての卒業制作と就職、母との確執、新しい恋人との出会いと別れ、ゲイパレードやクラブイベントなど、日常の出来事の中で揺れる主人公を姉である監督が1年に渡って追った作品。
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